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椿姫マリ・デュプレジ。

私の好きな小説はアレクサンドル・デュマ・フィスの「椿姫」です。

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椿姫のモデル マリ・デュプレシ

「椿姫」の作者デュマ・フィスは、娼婦マリを愛しながらもとうとう彼女を我ものとすることが出来ませんでした。苦しみぬいた彼は、小説の中でその愛を結晶させました。


1824年、マリ・デュプレシは金物行商人の子としてノルマンディに生まれました。
8歳のとき母を失い、親戚の老人に預けられますが、12歳のとき彼に処女を奪われます。その後は工場を転々とし、サント・ノーレの洋装店に勤めますが、裏では女性たちに身を売らせていた店でした。

最下級の娼婦マリの生活を変えたのは16歳のとき。
ナポレオン三世下で外務大臣を務めるド・グラモン公との出会いでした。マリと一夜を共にした彼はマリに惚れこみ、リヴォリ街近くに屋敷を借りて住まわせ、ピアノやダンスの家庭教師をつけました。
もともと整った顔立ちの彼女は磨けば磨くほど美しくなり・・・
このときマリは、どん底から這い上がるには身分ある金持ちをつかむことが一番と知ったのです。

当時からおかしな咳をするようになっていたマリは医者に温泉療養をすすめられ、温泉地でスタックベルク伯という貴族に出会います。

マリそっくりの娘を昔もっていた老伯爵は、マリを教育し洋服のセンスや上品な言葉使いを身につけさせました。そして彼女が娼婦から足を洗うなら一生困らない年金を与えると提案しましたが、マリはことわっています。
すでに胸を病んでいたマリは、自分の命が長くない予感がありました。
どうせ短い命なら、その日その日を楽しく遊び暮らしたいと考えたのです。まだ20歳の遊び好きの娘でした。


老伯爵はマドレーヌ大通りにマリを住まわせ、ルイ王朝ふうの家具を運びいれさせました。室内はマリの大好きな椿の花で溢れていました。
その頃からマリは椿の花を身につけるようになりました。白の椿は愛せるしるし、赤の椿は月のさわりを意味していました。

彼女とデュマ・フィスに出逢ったのはこの頃。ともに20歳で、通りでマリをときどき見かけたデュマは前から彼女を憎からず思っていました。といっても当時のマリは毛皮、宝石、ドレスなどすべて一流品。とても手の届く相手ではありませんでした。

彼がマリに正式に紹介されたのは、ヴァリエテ座の幕間でのこと。
薄幸の私生児と娼婦として、共に暗い宿命を背負っていた二人は急速に互いに接近していきました

だけど、スタックベルク伯の保護も必要だし、デュマ・フィスのような若い恋人も必要。金も快楽も女としての平凡な幸せも欲しいと願うマリ・・・

デュマは、どんなに愛しても次の瞬間には彼の指からすリ抜けて他の男のもとに行ってしまう彼女の生き方に耐えられず、苦しみぬいた彼は、ついにマリに別れの手紙をかきます。

「いとしいマリ、君を愛するのに必要なほど僕は金持ちではない。しかし君に愛されるだけの存在になるほどには、僕は心貧しくない。だからもう別れよう。どんなに僕が悲しんでいるか、どれほど君を愛しているかは分かっているはずだ」

しかしスタックベルク伯は破産してしまい、とてもマリの生活をみるどころではなくなりました。
それからのマリの生活は、ひたすら無茶な身売り家業と借金で賄われるようになります。

1847年2月2日、マリは病をおしてオペラ座に出かけます。
当時の肺病は不治の病でした。
マリは黒タフタのドレスに真珠の首飾りとイヤリングをつけ、白い椿を胸に飾りました。馬車で到着した青白く痩せ細ったマリは、人々の好奇の視線を浴びながら、ひっそりといつもの席に座ります。

これがマリの最後の外出となりました。
その深夜からひどい喀血が続き、ついに翌日の夜明け、マリは23歳で世を去りました。

娼婦マリ・デュプレシは世を去りましたが、今日も悲劇の女マルグリット、あるいはヴィオレッタとして、人々に感動の涙を流させ続けています。




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[ 2013/09/09 11:00 ] 椿姫マリ・デュプレジ | TB(-) | CM(0)
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